
私のパン作りの原点
私がパン作りにハマったきっかけは母です。
プロフィールにも書いていますが、幼少期から母の手作りパンで育ち、
「お母さんの作ったパンやお菓子」が大好きでした。
そのことがものすごく幸せな記憶として残っていて
4年半前、長女の出産の為に実家へ里帰りした際に、
「お母さん、パン作りたいから教えて~」と母と一緒に作り始めたことが
私にとって「パン作り」の原点です。

すごく楽しくて、色んなパンやお菓子を作りました。
母自身も、パンを家で焼くのは15年ぶり⁈というくらいブランクがありましたが、
母は私が幼少期、独学ではなくパン教室に通っており、基本的なことは全部覚えていたようで
出来上がるパンは、美味しくて懐かしくてたまりませんでした♡
この数ヶ月の里帰り期間で、
”パンはパン屋さんで買うもの” から
”自宅で作ったほうが美味しいし幸せ♡”なものになりました。
出産後は初めての育児で、捏ねたり成型したり、そんな余裕ないだろうからと
予定日が近くなる頃には、ホームベーカリーに材料を入れてスイッチをいれる!という手順だけ徹底的に習慣にしました。
パン作りのスタートって材料を量るだけでもものすごく面倒なんですよね・・・笑
なので、出産後もとりあえず家で焼き立てパンが食べたい!と思い
ホームベーカリーを使い続けるとなんとかなる!!という気持ちで
計量だけは面倒くさくならないように、ホームベーカリーで食パンを焼く習慣をつけて、産後を過ごしていました。
離乳食がはじまってしばらくすると娘のパンがゆ等を
自分が作った(ホームベーカリーで作った笑)パンで用意して食べてくれた時はものすごーーーーく嬉しかったです。
2歳を過ぎた頃からは一緒にパンを作ることが日課のようになりました。
娘が楽しそうで、そして美味しそうに食べてくれて
毎日が充実していきました。

「家の中に広がる焼き立てパンのいい香り」
「お家で焼き立てパンが食べられる幸せ♡」
「お母さんの手作りパンって幸せだよね♡」

それから私はどんどんパン作りにのめり込み、
パン作りの魅力を伝える立場になりました。
4年半ぶりの里帰りで変化したこと
現在、二人目出産の為に実家に里帰りをしています^^
4年半前と大きく変わったことがあります!!
それは、私がパンの講師となり、家でひたすらパンを焼いているという事。

しかもかなり勉強したので、4年半前はドライイーストで母が作り方を覚えているパンしか作れませんでしたが、
今回は、自家製酵母で自分たちが食べたいパンを好きなだけ焼いています。
普段、パンは半分(or食べないときは一口のみ)くらいしか食べない父が
私の作ったパンは、一枚ペロッと食べてくれるんです。
「美味しい」と言って。
正直、ものすごく嬉しいです。
(ちなみに、普段私の手作りパンを幸せそうに食べてくれる夫の為に
里帰り前にかなり大量に焼いて即冷凍!夫の好きなパンを冷凍ストックしまくってきたんですが・・・10日足らずで無くなったそうです笑)

母は4年半前に私が里帰りを終えた後、自分ひとりでは結局作らなかったようで
私が実家でパンを焼く度に
「あ~やっぱりいい香り~」
「家で焼き立てパンが食べられるって最高だわ」
「幸実の作るパンはすごく美味しい」と大絶賛してくれます♡
最近は、「やっぱりお母さんももう一回パン作ってみようかな」
「幸実がいるうちに教えてもらおうかな、」と言っています♩
こうして、私の作ったパンで両親を笑顔にすることが出来て、
今、ものすごく幸せです。

抹茶×大納言×ホワイトチョコ
4年半前は、母に教えてもらいながら作っていたパン。
母よりパン作りが上手になるなんて。
自分の作ったパンで母が喜んでくれる日がくるなんて。
自分がパンの講師になるなんて、一ミリも想像していませんでした。
今はパン作りが、私と母にとっても
私と娘にとっても、とても楽しくて幸せな時間になっています。
きっかけを掴むのも、可能性を広げるのも
自分の気持ちと行動次第ですね^^
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